【コツをつかんでベストな衣替え!】収納上手になろう!
はじめに
みなさんは、日頃着なくなった洋服や使用しない季節家電など、押し入れの中で眠っていませんか?
衣替えをすることは家の中の必要なもの、不必要なものを見極める良い機会です。
日々仕事や家事、育児などの生活で衣替えなんてする時間がない!…という方も多いかと思います。
そんな一番怠ってしまいがちな『衣替え』について今回はご紹介します。
ベストなタイミングやコツを知ることで、衣替えが劇的に変化しますよ!
衣替えの由来
季節にあった衣服に着替えることを衣替えと言い、一般的に6月1日(春・夏服)、10月1日(秋・冬服)となっています。
学校や企業などの制服などはだいたいこの時期に衣替えをしていますね。
昔は衣替えというと家族総出でする作業で、家族の一大イベントだった記憶があります。
また、衣替えはただ衣類を入れ替えるだけを目的とするのではなく、衣類のメンテナンスを含め、服をキレイに保てるように洗濯やクリーニングに出し、次の時期に気持ちよく着れるようにするためのものでもあります。
また着なくなった衣類を処分するなど、整理する良い機会にもなりますね。
衣替えで、いらないものを処分してスッキリとした暮らしをおくりましょう。
今回は、衣替えについてのベストなタイミングやコツを合わせてご紹介します。
『衣替え』はご家族みんなでできる家庭のイベントです!
是非おうち時間で、ご家族みなさんで実践してみてください。
今回の手順を参考にしていただけたらと思います。
衣替えの時期
衣替えは夏服から冬服、冬服から夏服へ変わる時期の年に2回が一般的です。
夏服への衣替えは5月~6月頃、冬服への衣替えは9~10月頃がおすすめですが、その時々の気候によってタイミングを見極めましょう。
気候としては気温差が大きかったり、湿度が高いなど気候の変動もある悩ましい時期なので、一度に衣替えしてしまおうとするのではなく、徐々に時間を設けて衣替えをしていくのがいいでしょう。
一般的には、乾燥して湿度が高くない方が衣替えするにはいい気候ですね!
あらかじめ収納する場所を決めておく!
衣類は家族それぞれの収納場所があるかもしれません。
その中でも、収納場所をあらかじめ決めておくことでスムーズに作業することができます。
シーズン毎に仕分けるのは必須ですが、すぐに使うであろう物や、毎日(頻繁に)使用するものなどはすぐに取り出しやすい高さの場所に収納するといいでしょう。
出番が少ないものや、すぐには使用ないものは目につきにくい棚の上などに収納します。
衣替えが楽になる収納づくり
衣替えをする際にどこに何を片付けているのか分からなくなったり、物が多すぎて収納する場所が足りないなんてことになってはいませんか?
そこで大切なのが、どこに何を片付けたいのか、収納の場所や広さなど、まず初めに考えてみましょう。
事前に計画することで、どれだけの広さやどのような収納が必要なのかを知ることができます。また、収納のコツを知っておくことも収納づくりを進める上でとても重要です。
●不要な服を処分することが一番衣替えを楽にするコツ!
過去2~3年は着ていないような洋服は思いきって処分しましょう。必要なものだけにすることで、収納量を減らすことができます。収納量が減ると、新たな収納スペースを作り出すこともできますよ。 処分するのにはもったいないかな…と思うものはリサイクルショップなどを利用すると気持ち的・家計的にも助かります!
●季節ごとに仕分ける!
衣替えで重要なのは取り出しやすくする、また収納しやすいように仕分けることです。
シーズンごとにチーム分けするとすぐに探し出すことができるので、探す手間も短縮できます。
●ラベルで収納を一目瞭然に!
収納する際には、探すときに一目で分かるようラベルを貼ることをオススメします。
探すという作業は意外にも負担になりますよね。
ラベルを貼るだけで、収納するのにも探し出すのにも負担を軽減することができます。
●収納場所を決める
最初に収納場所を決めてからどのような保管方法にするのか決めていきます。
重ねて置くのか、ハンガーにかけて置くのか、それとも収納ケースに入れてから置くのかなど、どこに何を収納するか、はじめに場所を決めることが重要です。
場所を決めることで、収納スペースの寸法がでるので把握できるため、サイズの合った収納ケースが置けます。収納ケースは、収納するものに合わせてケースの材質やタイプを選ぶのも大事ですね。
収納対策
収納する際に気を付けなければいけないのは、衣類をカビや衣類害虫から守ることです。
●カビ
衣替えをする前に、まずは衣類をしっかりと乾燥させることが重要です!
湿気が残ったままの衣類や、収納場所に湿気がある状態だと、カビが発生してしまいます。
また、革ジャンなどの革製品は乾燥してもカビが生えやすいので、定期的にお手入れが必要になってきます。ブラッシングで汚れやホコリを取り除きましょう。
クリーニングから返ってきた衣類はビニールがかかっていますが、そのままの状態でクローゼットに収納するとカビの発生原因にもなりますので、必ずビニールは取ってから収納しましょう。
ホコリなどが気になる場合は衣類用のカバーを使用するといいですね。
●防虫対策
いつの間にか大切な洋服に穴が空いていた!なんてことありませんか?それは俗に言う虫食いです。
衣類害虫は衣類の中でも、カシミヤやウールなどの柔らかい動物性繊維を好みますが、他にも綿や麻などの植物性繊維も食べてしまいます。
ポリエステルなどの化学繊維でも、食べこぼしや皮脂汚れなどが付いていると、それも衣類害虫の餌になってしまうので、衣類害虫が住みにくい環境をできるだけ作り出すことが必要です。
大前提として、衣類は収納前にきれいに汚れを落としてから収納しましょう。また、防虫剤を使用するのも効果的ですね。
収納スペースは換気を怠りがちなので、高温多湿になり易い場所です。
できるだけこまめに換気をし、風通しを良くするようにしましょう。
また、衣類の詰め込みすぎは要注意ですよー!
収納のタイプ
収納場所としてはクローゼットタイプとウォークインクローゼットタイプの2種類があります。
収納はだいたい収納場所の7~8割程度にとどめるようにしましょう。
そうすることで、ある程度の隙間を作りだすことができ、少しでも衣類害虫やカビの発生を防ぐことができます。
住宅を新しく建てる場合には、収納設計を計画することで、収納する場所や高さ、配置など自分が取り出し易い場所に配置することができるので、出し入れが簡単にできます。
以下のクローゼットタイプにも機能性に優れた収納場所を作ることで、収納上手になりますよ!
●クローゼットタイプ収納
クローゼットタイプの収納は幅や奥ゆき奥行きが決まっている省スペースの中で配置分けしていきます。
コンパクトなクローゼットタイプは必要な荷物の量を把握することができるという利点もあります。扉を開けるだけで収納全体が見渡せるので、必要なものをすぐに取り出すことも出来ます。
また、決められたスペースの中で収納するので、デッドスペースを無くすことも重要です。
吊り下げタイプの収納を使用するのも、開いている空間をうまく使うことができ、効率よく取出しすることも出来ます。
●ウォークインクローゼット収納
ウォークインクローゼットタイプの収納は一つの部屋のようになっているので、収納量を多く確保することができます。
また、ウォークインクローゼットには広さによってタンスや棚などを設置することもできるので、無駄なく効率よく収納することもできます。
広さがあるので、衣替えをなるべくしなくて済むような収納設計にするのもいいですね。今は、一つの収納スペースに家族分まとめて収納できるよう広さを大きめに設計され、ファミリークローゼットとして使用する方も多いです。広さがあれば、衣装ケースの位置を変えるだけで衣替えを完了させることもできます。
季節ものは奥に収納!
扇風機や加湿器などの季節ごとの家電製品や布団類は同じタイミングで入れ替えるとより効果的です。
ひな人形や兜、クリスマスツリーなどの季節ものなど年に一度くらいしか出し入れしないような比較的使用頻度の少ないものは、押し入れの奥やロフトなど、少し取り出しにくい場所に収納してもいいでしょう。
まとめ
今回ご紹介した内容はいかがでしたか。
衣替えの時期や手順など知っておくことで、スムーズに自分のタイミングで衣替えすることができますよ。
重要なことは、家を建てるときにしっかり「収納について考えておく」こと。
計画性のある収納スペースの確保で、ぐっと「衣替えしやすい家」になりますよ!
この機会に、ご家族皆さんで衣替えに挑戦してみてはいかがでしょうか?
私たちセイカホームのスタッフも、お客様のご家族が「ずっと安心して暮らせる家づくり」のお手伝いをさせていただきます。マイホームの防災や、耐震性などに付いてもお気軽にご相談ください♪
セイカホームではより良い暮らしをしていただけるよう、おうちのお役立ち情報を随時ご紹介しています。
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