【家を建てたい人必見】間取り図の用語まとめ!見るべきポイントも!
家づくりを始める時、「間取り図」を目にすることが多いと思いますが、分からない単語や記号が出てきたことはありませんか?
間取り図には、アルファベットの略語や家づくりでしか聞かない言葉もあるので、知っておくことでより間取りを理解できます。
そこで今回は、間取り図の略語や見るべきポイントについて解説します!
間取り図とは
部屋の広さや形状、窓の配置などをわかりやすく表した平面図のことです。
部屋の数、広さ、方角などが分かるようになっています。その他にも窓や扉、収納などの位置もわかります。
平面図にすることで、設計者と施主が家の間取りをすりあわせることができます。また、キッチンや浴室、トイレなどの生活動線を目で確認できるので、実際の生活をイメージしやすくなります。
ただ、間取り図では、タテの情報は読み取りづらいので、窓の高さや、天井高は想像しにくいです。
窓も一面の大きな窓なのか、腰から上の位置にある窓なのか、間取り図だけでは分かりにくいので、CGイメージなどで確認しておきましょう。
間取り図と似ている「設備図」
間取り図は、建築図面の中の一つで平面図とも呼ばれます。
建築図面の中には、間取り図と似ている「設備図」というものがあります。
設備図は、各種設備の様子を表した図面です。コンセントの位置や配管などが示されていて、この図面をもとに設備工事が行われるため、縮尺も厳密です。
設備図を見るときは、「照明」と「コンセント」の位置を確認しておきましょう。特にコンセントは、家具レイアウトをイメージして、コンセントの数やテレビ用コンセントの位置も考えておくと良いです。
間取り図に関しての略語一覧
間取り図には、アルファベット表記で記載されているものもあるので、覚えておきましょう。
【 L 】…リビング
【 D 】…ダイニング
【 K 】…キッチン
【 LDK 】…リビング・ダイニング・キッチンが続いている部屋のこと。間取り図で「4LDK」という表示の場合、洋室や和室、子供部屋など4つの部屋とLDKがある住宅を指します。
【 S 】…サービスルーム(納戸)
【 UB 】…ユニットバス
【 CL 】…クローゼット
【 WIC 】…ウォークインクローゼット
【 SC 】…シューズクローク・シューズクローゼット
【 DEN 】…書斎
【 TR 】…トランクルーム(玄関周辺や庭などに設置された収納庫のこと)
【 PS 】…パイプスペース(上下水道やガス管などを収納するスペース)
【 MB 】…メーターボックス
【 EV 】…エレベーター
【 SR 】…サンルーム
間取り図の見るべきポイント
間取り図を初めて見る人向けに、見るべきポイントを説明します。
間取り図はただ見るだけじゃなくて、「実際の生活をイメージして」見ることが大事です。
方角を見て日当たりを考える
間取り図には必ず方角が書いてあります。Nが北になるので、日当たりが良くなる南側と東側に窓があるかなど確認しておきましょう。洗濯物を干す場所も日当たりが悪くならないかという点もチェックしておいた方が良いです。
窓の位置を見て風通しを考える
窓やドアの位置を確認して、部屋ごとまたは家全体の風通しがいいかを考えましょう。違う方角に2箇所以上窓やドアがあると風が通ります。換気しにくい場所は、湿気が溜まりやすくカビの原因になるので注意が必要です。
スペースが狭い場合でも、換気用の小さめの窓を設置すると良いでしょう。
家事動線の回遊性
家事に関係するキッチン・洗面所・ベランダが、家の中心のリビングから行き来しやすいかは必ず確認しておきましょう。
例えば、キッチンと洗面所が隣り合わせになっていると、キッチンで料理をしている間に洗濯がしやすくなったりします。
生活動線の利便性
玄関に洗面スペースが必要か、トイレは1階だけでいいのかなど、家庭ごとに必要な設備は変わってきます。
子供がいる家庭の場合、階段が廊下にあるのかリビングに中にあるのかで、子供と顔を合わせる頻度が減る……なんてこともあります。
今から育児が始まるという人は、キッチンからリビングが見渡せるか、死角になる場所はないかなどを確認しておきましょう。
ご家庭でどのような生活を送りたいかを家族みんなで話し合いましょう。
収納の種類を確認しておく
間取り図では収納の種類も確認できます。押入れなのかクローゼットなのか、ウォークインなのかファミリークローゼットなのか。ドアの種類や、階段下などの空間のイメージをしながら確認していきましょう。
ドアが開くスペースを確認しておく
忘れてはいけないのがドアが開くスペースです。開き戸の場合、ドアの開くスペースが扇状に間取りに記載されているので必ず確認しておきましょう。ドアの開くスペースには、家具や物を置けないので、注意が必要です。ドアの種類には開き戸以外に、引き戸(スライド式のドア)もあります。
間取り図を家で書いてみるのも◎
ハウスメーカーや建築士が作成する間取り図ですが、家族内でもイメージを共有するために、作ってみるのもいいでしょう。手書きのラフで書いてもいいですし、スマホやパソコンで間取りが作れるアプリやフリーソフトを使ってみてもいいです。
家づくりを本格的に始める前に、いろんな間取りを見てみるだけでも、家族の理想をより明確にできると思います。
建築士に理想の間取りを伝えるには
自作の間取りは、大まかな理想を伝えるには良いですが、その通りに設計できるわけではありません。建築士にどんな家に住みたいかを伝えるには、「譲れないポイント」と「避けたいポイント」を箇条書きにして伝えることをオススメします。
譲れないポイントは、「キッチンと洗面所は近くがいい」「ファミリークローゼットが欲しい」「リビング階段にしたい」など具体的に挙げておきましょう。
避けたいポイントは、例えば「音が気になるからリビングの近くにトイレは置きたくない」「洗濯を干す場所は2階は嫌」など、優先順位をつけて整理しておくと、伝えやすいです。
まとめ
今回は、間取りの専門用語や見るべきポイントについて解説しました。
見るべきポイント
・方角を見て日当たりを考える
・家事動線はどうか
・生活動線はどうか
・収納の種類を確認しておく
・ドアが開くスペースを確認しておく
理想の間取りを伝える方法
・家族で間取り図を書いてみよう(手書きラフでも◎)
・建築士には「譲れないポイント」と「避けたいポイント」を伝えよう
間取りは家づくりに欠かせないものです。略語や専門用語を理解して、正しく読み取れるようにしましょう。
まずは、WEBやSNSでいろんな間取りを見てみることをオススメします。「この間取りは、どんな暮らしが理想なのか」を家族で考えてみるのもいいですね!
今から家づくりを始める人は、この記事を参考に家の間取りを考えてみましょう。
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