マイホームで猫と暮らしたい!人も猫も快適に暮らせる家にするポイントまとめ
日本で飼われているペットの数で、2017年に犬を越えて1位になった猫。
その理由の一つとして、「猫を飼っている家は犬を飼っている家よりも多頭飼いをしているところが多いから」ということがあげられます。
猫と快適な一軒家に住みたい!とお考えの猫飼いさんも多いと思いますが、猫ちゃんを多頭飼いしている方なら、なおさら考えるはず。
なにより猫さんたちは夜行性のいきもの。マンションやアパートだと、毎夜開催される夜の運動会で「階下の住人に迷惑がかかっていないだろうか…」と心配になってしまいますよね。
そこで、今回は新しく家を建てる方向けに、一戸建て住宅で愛猫も人も快適に暮らすポイントをご紹介します!
猫も人も快適な家にするポイント【運動編】
階下の住人を気にしなくてもいい一戸建ての中では、猫ちゃんたちを思いっきり遊ばせてあげたいですよね。室内飼いでの運動不足やストレスを抱えずに健康的な暮らしができるよう、まずは運動のポイントからご紹介します。
キャットウォークやキャットタワーを設置する
猫にとって大切なのは、広さよりも「高さの上下運動ができるかどうか」です。
キャットタワーなら賃貸の住宅にも置いている方が多いと思いますが、現状復帰などの課題もあってなかなか設置できないのがキャットウォーク。
新築で戸建てを建てるなら、間取りを考える際に「どこにキャットウォークを設置しようか」と一緒に考えることができますし、吹き抜けを設置してキャットウォークをつたって1階から2階へ繋がるキャットステップをつける、なんて動線を考えることも可能です。
また、キャットウォークで人気なのが、アクリル板を天井から吊り下げて、その上を猫に通ってもらうというもの。アクリル板は透明なので、猫が通ったり、その場で休んだりするときになかなか見る機会のない猫が香箱座りをしているお腹や肉球が見えて、なんだか少し、幸せな気持ちになれますよ。
猫も人も快適な家にするポイント【食事編】
ごはんの場所を決める
猫がご飯を食べる場所は、「猫トイレからはなれていて落ち着ける場所」というのがポイントです。綺麗好きな猫たちは、自分のトイレから近い場所にごはんがあるのを嫌がります。人間も同じですよね。
家の中の生活動線を考えて、あまり人の往来が多くなく落ち着いて食べられる場所かつ猫トイレから離れた場所を選びましょう。
基本的には、ちゃんと食べているかどうか、食べ方は通常通りか(口を痛がっている様子はないか)など、健康状態を観察できたほうが良いため、リビングなどいつも家族が過ごしているところのそばがベストです。
もし臆病な猫ちゃんで「見られていると食べない」というような子であれば、あまり人の目につかないところ(階段下スペースなど)に置いてあげるといいかもしれません。
また、ごはんをあげる場所の側に猫用の収納スペースがあると、キャットフードのストックやおやつ入れとして重宝します。
いつでも新鮮な水が飲める水飲み場を用意
毎日新鮮な水を飲ませてあげたい愛猫。流れているお水が好きな子や、溜まっている水が好きな子など、好みは猫によって様々です。
腎臓系の病気にかかりやすい猫にとって水分補給はとても大切なもの。家づくりの際には、猫の性格や好みに合わせて、家のどの場所にお水を置くかあらかじめ考えておくことも必要です。
猫のための一戸建てを建てた人の中には、なんとリビングに猫用の洗面台を設置し、水飲みスペースとして活用している方もいますよ!
猫も人も快適な家にするポイント【トイレ編】
トイレの場所は、感覚の繊細な猫たちにとってとても重要です。
臭いがこもりにくく風通しの良い、ご飯の場所から離れたところというのが基本。戸建ての場合、リビングの端や洗面所を活用する方も多いようです。
トイレは猫にとって重要な健康チェックができるポイントなので、人の目が行き届きやすい場所というのも大切です。
また、猫は温度が寒すぎるとトイレにいきにくくなって膀胱炎になってしまうこともあるため、冬場、普段の生活スペースよりも明らかに寒い場所(玄関など)はおすすめできません。
猫も人も快適な家にするポイント【リラックス編】
猫は日向ぼっこが大好きな動物。
家づくりの際には、日中リビングなどの猫がくつろぐ場所にちゃんと日が当たるかどうか、確認することが大切です。窓の外を見るのが好きな猫ちゃんには、日向ぼっこしながら外の様子を観察できるようなキャットウォークやタワーを設置することを前提に間取りを考えるのも◎。
また、多頭飼いで猫たちのリラックススペースを重視するなら、サンルームもおすすめです。
猫も人も快適な家にするポイント【安心編】
危険なポイントには入らせないようガードを
猫にとって家の中で最も危険な場所といえば、キッチン。
食材を置きっ放しにしていると、猫の体にとっては良くないものを誤食してしまったり、ラップやビニールぶくろなど危険なものを口にしてしまう可能性もあります。
また、ガスコンロやIHヒーターなど熱を使う場所ならではの火傷の危険性も。
パーテーションなどの仕切りを設置したり、そもそもカウンターキッチンやアイランドキッチンなど猫が入りやすいつくりにせず、キッチンに扉をつけて空間を分けるという選択肢もあります。
猫用ドアや通路穴を設置
猫たちが自由に出入りできるように、冷房の効いた寝室の扉を開け放して寝ている…。猫に催促されて毎回扉を開けに行ってあげている…。そんな飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そんな光熱費の無駄や手間を削減するために役立ち、かつ猫にとっても自由に部屋間の移動ができて快適さをアップできるのが、猫用ドアや猫用の通路穴。
猫用ドアは後付けすることもできますが、せっかく戸建てを建てるなら猫用の通路穴という選択肢も。「吹き抜けのキャットステップから二階の寝室へ移動できる通路穴を設置する」など、猫のための生活動線を叶えることもできますよ。
まとめ
今回は、猫と人との快適な暮らし方についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
新築住宅を建てるというタイミングなら、愛猫と暮らすためのカスタマイズも無限大!といっていいくらいに可能です。せっかくマイホームを建てるなら、猫のために、そしてもちろん自分のためにも、快適な暮らしをゲットしちゃいましょう!
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