新築住宅に庭は必要?いらない理由や作る時の注意点をご紹介!

一戸建てのメリットの一つに、庭を作れるという点があります。

しかし、そもそも庭が必要か、またはどのくらいの大きさの庭が適切かがわからない人も多いです。

昔から日本の戸建て住宅には、ほとんどの場合庭がありましたが、最近は庭を作らない家も増えてきました。

今回は、新築住宅に庭は必要か?というところから、作る時の注意点まで、詳しく解説していきます。

庭を作らない理由

庭を作らない家には、どんな理由があるのでしょうか。

庭の優先順位が低い

庭を使ってやりたいことがある人は、広さに関わらず庭を作ると思いますが、そもそも庭が欲しい理由がない人は、無理に庭を作る必要はありません。

家族で話し合って、庭にするよりも広い家を建てたい!となることも多いと思います。

庭の優先順位が低い家庭は、庭を作らないことが多いです。

メンテナンスに手間がかかる

庭はどの種類の仕上げ方をしても、必ずメンテナンスが必要になります。

特に雑草の手入れが大変で、対策をしておかないと、夏は毎週末庭の手入れに時間を取られる……なんてことに。

庭に木を植えた場合も、伐採や落ち葉掃除に害虫対策など、メンテナンスにお金も時間も体力もかかることを想定しなくてはいけません。

それらのメンテナンスの手間を考えたくない!という理由で庭を作らない人も多いです。

土地が狭い・他のスペースにあてたい

家を建てる土地面積が狭くて、庭のスペースが取れない、という理由で庭を作らない人もいます。

必要な建物面積や駐車場スペースはなかなか削ることができないので、庭をあきらめてしまうという人も。

特に駐車スペースは、所有している車やバイク・自転車以外に、来客用に1台は確保したいという人も多いと思います。

庭がどうしても欲しいわけじゃない場合は、土地面積とそれらのバランスを考えて、庭を作らないという選択をする人もいます。

防犯性が高くなる

一般的に、庭がない家の方が防犯性が高くなります。

庭がある場合、プライバシーを守るために高めの塀を設置したり、植え込みを作ることが多く、視線を遮ることができるため、空き巣に狙われやすくなります。

防犯面を考える人には、空き巣対策のためにも、庭を作らずに家を建てることをオススメします。

自分の家に庭が必要かどうか

自分が建てる家に庭が必要かどうかが分からない人は、説明する項目に沿って考えてみましょう。

1)庭でしたいことがあるか

そもそも庭が欲しい理由があるかを考えてみましょう。

「ガーデニングが趣味」「子供を庭で遊ばせたい」「庭でバーベキューをしたい」など、明確に庭を使ってやりたいことがある場合は、庭のスペースを確保した方がいいでしょう。

一戸建てを建てるなら、なんとなく庭付きかな…と思っている人は、家族の生活スタイルや土地の広さ、メンテナンスを考慮して、必要かどうか検討することをオススメします。

2)庭を作れるスペースがあるか

家を建てる土地に、庭のスペースを確保できるかを確認しておきましょう。

部屋数や間取り、駐車場に屋外の物置スペースなど、必要な広さを考慮した上で、庭を作ることが可能かを考える必要があります。

土地面積の大きさもですが、平屋なのか2階建てなのか、駐車場は車何台分必要なのか、などによっても庭にあてられる広さが変わってくるので、庭づくりは家づくり全体のバランスを見ておこないましょう。

3)メンテナンスの手間を把握しておく

庭を作った場合のメンテナンスもあらかじめ知っておきましょう。

「庭」と一言で言っても、土や砂利、天然芝に人工芝、またウッドデッキやコンクリートなど、形状もさまざまです。庭の種類によってメンテナンスの方法は違ってくるので、それぞれのメンテナンスの手間を把握しておきましょう。

庭を作る時の注意点

庭を作る時に気を付けておきたいポイントを押さえておきましょう。

庭の仕上げ方の種類とメンテナンスを知っておく

庭の仕上げ方にはいくつか種類があります。

庭の使用用途や好みに合わせた仕上げ方を選び、必要になるメンテナンスを知っておきましょう。

土(そのままの仕上げ)

庭を自然な土のままにすることもできます。費用が抑えられたり、ガーデニングを自由にできるなどのメリットがあります。一方で、対策をしないと雑草が生えて虫が多くなったり、雨の日にぬかるんでしまうデメリットもあります。

メンテナンスは、雑草の処理や、庭以外に土が侵入した際の掃除、外壁の泥はねの掃除などがあります。

砂利

庭に砂利を敷き詰める方法もあります。砂利を敷くことで水捌けが良くなり、雨の日でもぬかるまず歩きやすくなります。砂利の下に除草シートを敷くことで、雑草も生ええにくくなります。

また、砂利を踏むと音が鳴ることから、防犯対策として取り入れる方もいます。

他の仕上げ方に比べると、どうしても凹凸ができてしまい転倒の危険性は高くなります。特に小さい子供や年配の人は足を取られやすくなるため注意が必要です。

メンテナンスは、雑草の処理、雑草シートの確認や補修などです。

天然芝

天然芝は、自然の風合いの緑が特徴的で、人工芝・砂利・コンクリートに比べ費用を安くできることが多いので人気です。

子供やペットが遊びやすいのもメリットの一つです。

天然芝は植物なので、手入れが必要だったり、害虫によって傷むことがデメリットです。

メンテナンスは、水やりや定期的な芝刈りで長さを揃える、雑草の処理、害虫対策、傷んだ箇所の張り替えなどがあります。

人工芝

人工芝も、庭に緑を取り入れることができて人気で、さらに化合物なのでお手入れが少ないところが最大のメリットです。水やりや害虫対策などがない分楽ですが、傷んだ箇所の張り替えは必要になります。

重いものを置き続けると、形がついてしまい人工芝の劣化を早める原因になるので、ものを置く際には注意しましょう。

メンテナンスは、日頃の掃除や傷んだ箇所の張り替えなどです。

コンクリート

コンクリート仕上げは、見た目のスタイリッシュさが魅力で、雑草が生えにくく凹凸が少ないのでお手入れもしやすいです。水捌けもよく歩きやすかったり、場所によっては駐車場として使えるのもメリットです。

他の仕上げ方よりも施工費用が高額になる傾向がありますが、砂利と組み合わせるなどの工夫で費用を抑えることができます。

メンテナンスは、日頃の掃除、ひび割れの際の塗装などです。

レンガ・タイル敷き

庭にレンガやタイルを敷き詰める仕上げ方もあります。

見た目がレンガやタイルならではの風合いになり、ガーデニングの花も映えるので、おしゃれで個性的な庭になります。

レンガの場合、セメントやモルタルを流し、その上にレンガを並べていきます。並べ方によっても雰囲気が変わってきます。

タイルは、正方形や長方形、バラバラの形など、色やサイズの種類が豊富で、デザイン性が高いのが特徴的です。レンガと同じように、セメントなどの上に並べて敷くものや、ジョイントマットのように置くだけでタイルの庭が完成する商品も人気です。

メンテナンスは、日頃の掃除、しつこい汚れには高圧洗浄をするなどです。

庭の用途によって仕上げ方を組み合わせてもOK

庭全体を1つの仕上げ方に縛る必要はありません。

子供を遊ばせたいから芝生にしたい部分もあれば、バーベキューを楽しみたいからコンクリートにしたいなど、複数の要望が出てくることもあります。

用途に合わせて仕上げ方を組み合わせ、自分だけの庭をデザインしていきましょう。

変更できる余地を残しておく

庭を使って生活するイメージが湧かない人は、「最初から作り込まない」というのも、庭づくりのコツです。

実際に暮らしてみて、変更したい箇所が出てくることもあります。最初はあまり作り込まず、暮らしに合わせて変化させていっても良いでしょう。

まとめ

今回は、新築住宅における庭の必要性や注意点ついて解説しました。

一戸建て住宅の特権とも言える庭ですが、ご家庭によっては優先順位が低い場合もあります。

ガーデニングやバーベキュー、子供やペットとの遊び場としても大活躍ですが、住んだ後のメンテナンスの手間も考えておきましょう。

庭を作るか作らないか迷っている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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