新築住宅購入後の家具家電にかかる費用の目安はどれぐらい?
マイホーム購入は、多くの人にとって人生で最も大きな買い物です。夢のマイホームが完成し、いよいよ新生活スタート!…と思いきや、「あれ?家具や家電の費用が予想以上にかかる…!」と驚く方は少なくありません。
今回は、新築住宅購入後に待ち受けている「家具・家電にかかる費用」について、リアルな目安や注意点、そして少しでもお得に揃えるためのポイントを詳しくご紹介します。これから新築を計画している方も、すでに購入された方も必見の内容です。
1. 新築購入後の出費の現実とは?
住宅ローンや諸費用で予算を組み、いざ引っ越し。ところが、住み始めるためには最低限必要な「家具・家電」がそろっていなければ生活ができません。特に新築一戸建ての場合、以下のような理由で一から家具・家電を購入するケースが多くなります。
・広さが変わる(旧居のものが合わない)
・レイアウトに合わせた新調が必要
・オール電化や設備のアップグレードに合わせて家電を更新
・結婚や出産に合わせて新生活を始めるため
では、実際どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
2. 家具・家電の費用目安をカテゴリー別にチェック!
新築住宅で必要となる家具・家電を、カテゴリーごとに分けて費用の目安をご紹介します。
【1】リビング(約30~80万円)
・ソファ:10~30万円
・テレビ:10~20万円
・テレビ台:2~8万円
・ローテーブル:1~5万円
・ラグ・カーテン:5~10万円
・照明器具:2~5万円
・空気清浄機や加湿器:2~10万円
合計目安:30~80万円程度
新居のリビングは、来客が最も多く集まる空間。見た目や快適性にこだわりが出やすく、予算も上がりがちです。
【2】ダイニング・キッチン(約20~70万円)
・ダイニングテーブル&チェア:10~25万円
・冷蔵庫:10~30万円
・電子レンジ・オーブン:2~10万円
・炊飯器・電気ポット:1~3万円
・食器棚・キッチン収納:3~10万円
合計目安:20~70万円程度
冷蔵庫や電子レンジなどは生活必需品。容量や機能性にこだわるとさらに高くなります。
【3】寝室(約20~50万円)
・ベッド・マットレス:10~30万円
・寝具(布団・カバーなど):2~5万円
・クローゼット・チェスト:5~10万円
・カーテン・照明:3~5万円
合計目安:20~50万円程度
質の良い眠りを得るためにも、寝具にはしっかり投資したいところです。
【4】子ども部屋・書斎(約10~30万円/部屋)
・学習机:3~10万円
・本棚・収納:2~5万円
・デスクチェア:1~3万円
・パソコン・モニター:5~15万円(書斎の場合)
合計目安:10~30万円程度
部屋の数や用途によって大きく差が出る部分です。
【5】洗面・ランドリー・バス関連(約10~25万円)
・洗濯機:5~15万円
・洗濯カゴ・収納棚:1~3万円
・洗面所収納・鏡:1~2万円
・掃除機:2~5万円
合計目安:10~25万円程度
機能性重視の家電が並ぶカテゴリ。ドラム式洗濯機などは高価ですが時短や節水の面でも人気。
【6】その他(玄関・外構・備品)(約10~30万円)
・シューズラック:1~5万円
・傘立て・玄関マット:1万円程度
・表札・ポスト:2~5万円
・防犯グッズ・インターホン:5~15万円
・宅配ボックス:2~5万円
合計目安:10~30万円程度
忘れがちですが、家の顔となる玄関や防犯設備も意外と費用がかかります。
■ 総合計目安:100万円〜300万円
もちろん、選ぶ製品やインテリアのグレードによって大きく変動しますが、新築一戸建てを購入した人の多くが「150万円〜200万円前後」かけているという調査もあります。
3.家具・家電を少しでもお得に揃えるには?
① 引っ越し直後にすべてを揃えない
本当に必要なものを見極めて、優先順位をつけましょう。「住んでから必要を感じたら買う」ことで無駄な出費を抑えられます。
② セール時期を狙う
・家電量販店の決算セール(3月・9月)
・ネットショップの大型セール(楽天スーパーSALE・Amazonプライムデーなど)
・引っ越しシーズン後(5月以降)などが狙い目です。
③ 家電セット・家具セットを活用する
新生活向けのセット割引を行っている店舗も多く、個別に買うよりお得になるケースがあります。
④ フリマアプリやアウトレット家具を検討
メルカリやジモティーで状態のよい家具を探したり、アウトレット店で掘り出し物を見つけるのも◎。
4. 家計の管理と将来設計も大切に
家具・家電の初期投資が想像以上にかかると、住宅ローンの返済や日々の生活費に影響を与えることもあります。計画的な予算管理が大切です。
✅ ポイント
・家具家電費用を住宅予算に組み込んでおく
・必要な時期を見極めて分散購入
・購入前にしっかりサイズ・機能・動線をシミュレーション
5. 理想の住まいに、賢く投資を
マイホームを手に入れた後、多くの方が感じるのは「本当の意味での暮らしはこれから始まる」ということ。住宅そのものに多くの費用を投じたからこそ、家具や家電の購入を「できるだけ安く済ませたい」と考えるのは当然かもしれません。
しかし、ここで大切なのが「ただ安く揃える」のではなく、「賢くお金を使う」という考え方です。ここからは、“住まいに対する賢い投資”について、具体的に深掘りしていきましょう。
◆ 安物買いの銭失いは本当?コスパの落とし穴
例えば、「とりあえず間に合わせで安い家具を買おう」と思って選んだダイニングチェアが、数ヶ月でギシギシ音を立て始めることもあります。安い冷蔵庫を選んでみたら容量が足りず、結局半年後に買い替えに…。こんな事例は少なくありません。
短期的に見ると節約になったようでも、結果的には「買い直し」や「使いにくさのストレス」でお金も心も損をしてしまう可能性があります。
賢い投資とは、長期的に見て「満足感」と「耐久性」「快適性」が得られる選択をすること。つまり「価格」より「価値」に目を向けることが大切なのです。
◆ 価値ある投資とは?“毎日使うもの”にこそこだわる
すべてにお金をかける必要はありません。賢く投資するなら「毎日使うもの」や「身体に触れるもの」から優先しましょう。例えば:
・ベッド・マットレス:睡眠の質は、人生の満足度と健康に直結。良質な寝具は10年以上使え、コスパも高い。
・冷蔵庫・洗濯機などの大型家電:省エネ性能や時短機能が、数年後の光熱費や生活の効率を大きく左右します。
・ソファやダイニングセット:家族で過ごす時間が長い場所。居心地の良さは、日常の幸福感に直結します。
「触れる機会が多いもの」「ストレスになりやすい場所」ほど、妥協しないことが快適な生活への近道です。
◆ “おしゃれ”だけで選ぶと危険?見た目と機能のバランスが大切
最近はSNSやインテリア系YouTubeなどで、魅力的なお部屋がたくさん紹介されています。見た目重視で家具や家電を選びたくなる気持ちも分かりますが、「見た目だけで選んだ結果、使いにくい」「機能が足りなかった」という失敗談も多数。
たとえば:
・おしゃれな海外製の冷蔵庫 → 日本の家庭サイズと合わず使いにくい
・ミニマルな照明 → 実際には暗くて目が疲れる
・デザイン性重視の収納棚 → 容量が足りず、結局物があふれる
理想の住まいとは、見た目と実用性が両立してこそ完成します。
◆ “投資”はお金だけじゃない。心のゆとりを生む選択を
賢い家具・家電選びは、単なるコストの問題ではありません。
・家事の負担を減らす食洗機やロボット掃除機
・ストレスを減らす整理整頓しやすい収納家具
・気分が上がるデザイン性の高いダイニングセット
これらはすべて、あなたや家族の「心のゆとり」を生み出す投資です。新築という“モノ”だけでなく、その中で育まれる“暮らしの質”を高める視点で考えることが重要です。
6. まとめ
新築住宅はゴールではなく、新しい暮らしのスタート地点。その空間に合った家具や家電を選ぶことは、暮らしの質を大きく左右します。しかし、予算オーバーになって後悔しないためにも、事前の計画と優先順位の見極めがカギです。
「何が本当に必要か」「どこにお金をかけるべきか」を明確にして、後悔のない新生活をスタートさせましょう!
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