20代でマイホームを購入したい人必見!メリットやデメリットを知っておこう
結婚・出産などライフスタイルの変化によって、マイホームを検討し始める人は多いです。
20代で家を買うのは早い?と感じる人もいると思いますが、早く家を買うと、定年前に住宅ローンを完済できるなど、メリットもたくさんあります。
「家賃分を住宅ローンに当ててマイホームが欲しい」
「子供が生まれて手狭になったけど、賃貸に引っ越すか住宅を購入するか迷っている」
そんな方は、マイホーム購入のタイミングを見極めるために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
今回は、20代でマイホームを購入することのメリットやデメリットまで、詳しく解説していきます。
20代で家を購入する人って少ないの?
そもそも、20代でマイホームを購入する人は、どのぐらいの割合なのでしょうか。
国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査」によると、新築注文住宅(全国)の世帯主の平均年齢は41.1歳。
年代別の割合は以下の通りです。
・30歳未満 14.1%
・30歳代 41.7%
・40歳代 23.5%
・50歳代 9.4%
・60歳以上 11.1%
30代が最も多く、次いで40代、その次に30歳未満(14.1%)となっています。
住宅を購入する世代が多い30代~40代に比べると、20代で注文住宅を購入する人は少ないです。
20代でマイホームを購入するメリット
20代でマイホームを購入するメリットをご紹介します。
住宅ローンを余裕を持って返済できる
20代で家を買うことのメリットに、資金計画にゆとりを持てることがあげられます。
年齢が上がるほど、完済時年齢が上がってしまうので、長期のローンの審査が厳しくなります。
年齢が若いほど、住宅ローンの返済期間を長くして、月々の返済額を少なくすることが可能です。
土地や建物が資産として残る
賃貸住宅に住んでいる場合、何年住んでも家が自分のものになることはありません。
早いうちに住宅を購入してローンを完済してしまえば、住宅は自分の財産となります。
家賃分を住宅ローンの返済に充てられるので、効率的とも言えます。
暮らしやすい環境を実現できる
20代、30代、40代は、結婚や出産・子育てを経験する人も多いです。
20代のうちに家を買うことで、そうした家庭の変化にも自由に対応でき、暮らしやすい環境を作りやすいのもメリットです。
賃貸住宅だと、手狭になったときや、家の使い勝手を変えたいと思った時に、制限が出てくることがあります。
持ち家を持つことで、広い家で子育てをしたい、騒音を気にしたくないなどの、理想の環境が手に入ります。
20代でマイホームを購入するデメリット
20代でマイホームを購入するデメリットをご紹介します。
想定外のライフプランになる可能性がある
当たり前ですが、20代で思い描いていたライフプラン通りに、人生が進むとは限りません。
将来的な仕事や家族など、まだまだ不確定な要素が多い年代です。
住宅を購入して定住を決めるということは、家族構成や、転職・転勤、価値観の変化などに対応しにくいということにもなります。
長期的な生活プランを計画するとともに、いつでも引っ越しができる賃貸のメリットも考えて、住宅購入を検討しましょう。
貯蓄が少なく、頭金が少なくなる
働き始めて間もない20代は、当然ですが30代40代と比べて貯金が少ない傾向にあります。
住宅購入の頭金や諸費用も含めた、資金計画が必要です。
頭金がいらないフルローンを検討する場合、利息分が負担になることがあるので、注意が必要です。
年収が少ないと住宅ローン借入額に限度がある
基本的に住宅ローンの借入額は、年収に応じて決まります。
20代だと30代以上と比べて、年収が低い人が多いので、購入したい家の住宅ローンを借り入れられない可能性があります。
年齢が若いほど返済期間を延ばすことは可能ですが、年収が少ないと、十分な借入額を融資できないこともあります。
20代でマイホームを購入して後悔したパターン
これからの暮らしがどうなるか分からないことも多い20代。
理想の暮らしを夢見て買ったマイホーム、将来後悔したくないですよね。
20代でマイホームを購入して後悔したパターンを5つご紹介します。
住宅ローンの返済が苦しくなった
20代で家を購入した人の後悔で多いのが、「住宅ローン」についてです。
共働き前提で住宅ローンを組んでいた場合、妻の出産によって家庭の収入が減ったり、転職や怪我や病気などの、予想外のことが起きる可能性があります。
住宅ローンを組む時に、生活がギリギリになるような資金計画にしてしまわないように注意しましょう。
ローン以外の税金や維持費を想定してなかった
持ち家を購入すると、住宅ローン以外に家の「税金」や「維持費」がかかることを忘れてはいけません。
住宅購入後から毎年かかる税金には、「固定資産税」と「都市計画税」の2種類があります。
税額は家や土地の評価額に税率をかけて計算され、固定資産税が標準で1.4%、都市計画税が最高で0.3%となっています。
新築住宅の場合、特定の要件を満たすことができれば軽減措置を受けられることがあるので、確認しておきましょう。
また、税金以外にも、家自体のメンテナンスにかかる維持費を想定しておく必要があります。
築年数15年~20年を目安に、屋根や外壁、水回りやガス給湯器などを修繕する可能性があるので、メンテナンス代もあらかじめ毎月の生活費に含んで生活費を計算しておくと安心です。
家族構成の変化
結婚して子供が生まれたり、親の介護で同居を始めたりと、家に住む家族構成が変化することがあります。
想定外の人数になって、部屋が足りない、または余るなどして、マイホーム購入を後悔する人もいます。
後から設置できる壁や仕切りを採用して、可変できる間取りにしたり、売却や賃貸化も見据えたエリア選びをするなどの対策ができます。
通勤・通学が不便
子供が小学生・中学生になった時に、学校までが遠かったり、職場への通勤が不便でマイホームを後悔する人も多いです。
結婚・出産を機に住宅を購入するケースが多いですが、将来通うことになる学校や、日常的に必要なスーパー・病院などは、絶対に確認しておきましょう。
購入したい家から小学校までの通学路を歩いてみることもオススメです。車ではなく歩いて見てみることで、子供の安全に関する気づきが出てくることもあります。
また、バスや電車などの公共交通機関もチェックしておきましょう。
もっとバリアフリーな家にすれば良かった
子育てや介護、病気やケガなどの理由で、家をもっとバリアフリー化しておけば良かったと感じる人が多いです。
後から工事をするとそれなりの費用がかかってしまいます。現状では必要性を感じていない場合も、少し先の将来を想像して、バリアフリーな家にすることをオススメします。
まとめ
今回は、20代でマイホームを購入することのメリットやデメリットについて解説しました。
家を買うタイミングは人それぞれですが、比較的若い時期にマイホームを持つメリットやデメリットを、正しく把握しておくことが大切です。
住宅ローンや頭金などの現実的な資金計画ももちろん重要ですが、まずは家族でどんな暮らしが理想かを話し合ってみるのも良いかもしれません。
マイホーム購入を検討している20代の人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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