子供がいる家にできる設計時のアイデア10選!
小さい子供がいたり、これから子供を希望するタイミングで家づくりをスタートさせる人も多いと思います。
せっかく建てるマイホームなら、子育てしやすい家にしたいですよね。
子供がいると、間取りや設備など、優先したいことはいくつもあると思いますが、設計時にできる工夫はたくさん知っておいて損はありません。
今回は、子育てしやすい家を設計するための10のアイデアをご紹介します。
家事動線を優先した間取り
子育て中に一番時間を使うのは家事です。少しでも家事の時間を短縮するために、家事動線を考えた間取りを意識しましょう。
キッチンと洗面脱衣所をなるべく近く配置して、料理と洗濯をするときの移動を減らしたり、洗濯機の近くに物干しや服の収納を設けて、家事を最短距離で完了できる間取りにすると良いでしょう。
洗濯専用のランドリールームを取り入れて、洗濯から仕舞うまで同じ部屋で完結させることも一つの方法です。
日々の家事の流れをイメージして、無駄のない間取りにすることをオススメします。
キッチンから見える場所に遊びスペース
子育て中に新築住宅を建てる場合、子供部屋を用意することが多いと思いますが、子供部屋とは別にリビングの近くに遊べるスペースを確保しておくと良いです。
子供が小さいうちは、親の目の届く所で遊ばせることがほとんどで、リビング付近におもちゃや絵本などを置いておくことが多いからです。
子供が遊んでいる間に、キッチンで料理をするという場面が多くなると思うので、対面キッチンにして、キッチンから見える場所に遊びスペースを作るのもポイントです。
子供とのコミュニケーションを取りながらも、家事を進められる間取りにしましょう。
リビングに勉強スペースを作る
リビングに勉強スペースを作るのもオススメです。
リビングに配置することで、親が勉強や宿題を見守りやすくなるのと、ダイニングテーブルと分けることで、勉強に集中しやすい環境を作ることができます。
また、勉強スペース以外にも、テレワークで仕事をするスペースとしても使えます。
対面キッチンの向かいや、リビング階段の下、リビング横の小上がりスペースなどにデスクを設置して勉強スペースにする人が多いです。
窓や収納棚はチャイルドロックや怪我防止対策を
子供が小さいうちの安全対策もしっかり確認しておきましょう。
窓や扉、収納棚の仕様によっては、チャイルドロックが設置できるので、設計時に確認しておきましょう。
転落の危険性のある窓や、包丁や洗剤など小さい子供が触れると危険な収納棚の扉は、チャイルドロックを検討することをオススメします。
その他の設計時にできる怪我防止対策として、引き戸をソフトクローズにして指挟み防止の対策をしたり、キッチンの入り口や階段下にベビーゲートを設置できるような壁や柱を設計するなどがあります。
子供が小さいうちの安全対策は、期間が限定されるものなので、予算や必要性に応じて後付けのものを検討する人もいます。
リビング階段にする
階段をリビングの中に作る「リビング階段」も子育て世帯にオススメです。
リビングを通って2階に上がる間取りにすることで、子供とコミュニケーションを取りやすくなったり、家族の出入りを把握しやすいというメリットがあります。
リビングから2階に繋がってしまうため、ニオイや音が漏れてしまったり、冷暖房のききが悪くなることもあるので、家族でよく話し合って検討しましょう。
子供部屋は4.5帖でミニマルに
一般的に昔から子供部屋は6帖前後のことが多かったのですが、最近は4.5帖以下のミニマルな子供部屋を設計する人が多くなってきています。
その理由として、小さいうちはリビングにいることが多いことや、狭い方が持ち物の管理がしやすく、部屋をきれいに維持しやすい、と感じる人が多くなったからです。
基本的に子供部屋は寝るためだけの部屋にして、勉強はリビングでしたり、洋服はファミリークローゼットに収納するなど、必要最低限の広さに設計する傾向にあります。
子供達本人の意見や、家族の方向性も含めて、子供部屋のあり方を話し合ってみましょう。
可変性のある子供部屋に
子供の最終的な人数や性別がわからない場合は、後で部屋数を変えられる可変性のある子供部屋の設計にすることもできます。
一つの大きな部屋にドアや収納を2つ用意しておいて、子供が大きくなってから壁を設置して2部屋にすることで、小さい時は広い遊び場として大きめの遊具やおもちゃで遊ぶことも可能になります。
子供が同性だったり、部屋を分けなくていいということであれば、そのまま広めの子供部屋として使用するケースもあります。
ファミリークローゼットで服を一括管理
ファミリークローゼットを採用して、洋服を一括管理するのも人気です。
畳んだ洗濯物をそれぞれの部屋に仕舞う作業が減り、家事の時短にも繋がるのと、家族の服の量を把握しやすくなるメリットがあります。
子供がまだ自分で管理できない間は、親が管理することになるので、一箇所に家族分のクローゼットを設計しておくと把握しやすいです。
ファミリークローゼットに洋服を収納すると、各部屋の洋服分の収納も減るので、子供部屋を一回り狭く設計する人も多いです。
長期的に必要な収納量を確保する
今必要な収納だけを考えて設計すると、将来的に収納が不足することも考えられます。
子供に関するものだと、洋服・学用品など、確実に増えるものの収納を十分に確保できるように設計する必要があります。
収納の量を想定しておくことも大切ですが、収納場所も長期的に考えて設計しましょう。
子供の手が届かないところに収納したいと思って、高いところに収納棚を作ったら、年をとって高い場所への出し入れが大変になった、なんてこともあります。
子育て期に特化した家づくりというよりも、長期的に見てバリアフリーな家を作ることで、子育てもしやすい家になると考えましょう。
玄関・土間スペースはゆとりを持って設計
子供がいる家庭の家づくりの場合、玄関や土間のスペースは、ゆとりを持って設計しておくことが大事です。
子育て期は、ベビーカーや砂遊びセットやボールなど、土間に置くものが多いので、スペースが足りなかったと後悔する人も多いです。
また、玄関自体が狭いと、ベビーカーの出し入れがしにくかったり、子供を抱っこしてオムツなどかさばる荷物を持って帰った時に困ることがあります。
玄関を広めに設計しておくことで、朝の混雑する時間もスムーズに出入りできるようになります。
まとめ
今回は、子育てがしやすい家にするための10のアイデアをご紹介しました。
土地の面積や予算、ご家庭の方針によっては、要る要らないが別れるものも多いですが、事前に知っておくだけで、子育て中の家づくりの参考になります。
子育てをしていると、毎日が大変で今必要なものに目がいってしまいますが、家を建てたら数十年暮らすことになるので、子供が巣立ったあとのことも想像しながら家づくりをしましょう。
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