【オール電化orガス】新築時に選ぶべきなのはどっち?

最近よく耳にするオール電化。ガス代がかからず、電気のみを使用するため、安全性が高いとされています。導入を迷っている方も多いのではないでしょうか。ガスと比較して、電気代が本当に安いのかも気なります。オール電化のメリットとデメリットをよく理解し検討してみましょう。

1.オール電化住宅とは

オール電化住宅とは、調理・空調・電気・給湯などの熱源を全て電気で賄っている住宅の事をいいます。ガスや石油は使用せず、「火を使わない安全でクリーンな住宅」として2000年代に入った頃から普及してきました。

オール電化住宅の代表的な設備の例として3つ挙げられます。

①「IHクッキングヒーター」

ガスではなく、電気を使って調理をします。火を使わないので安心・安全で、お手入れも簡単なのが特徴です。ただし、IHクッキングヒーターを使用するには通常の100Vの電源から、200Vへの電圧を上げる工事が必要です。

②「エコキュート」や「電気温水器」

エコキュートはガスでお湯を沸かすのではなく、ヒートポンプ技術により、空気中の熱を利用してお湯を沸かす電気給湯器です。お湯を貯めるための貯水タンクも設置する必要があります。電気温水器は電気を使ってヒーターを熱し、そのヒーターでお湯を沸かす電気給湯器です。

③「蓄熱ヒーター」

安い深夜電力で夜の間に蓄熱しておき、その熱を日中に利用する暖房機です。

2.オール電化のメリット

オール電化住宅にするとどんなメリットがあるのか見てみましょう。代表的なメリットは次の三つです。

①夜間の電気代が安くなる

大手電力会社のほとんどがオール電化向けの夜間割プランがあり、これを利用すると夜間の電気代が安くなります。ただし、夜間の料金が安くなるプランは、日中の電気料金が割高になる場合が多いので要注意です。エコキュートや蓄熱ヒーターを上手に利用して、夜間に電気を使うような工夫をする必要があります。

また、エコキュートと同時に太陽光発電システムを導入すると、日中の電気を自家発電で賄うことができるので、かなりお得になります。

②災害時の復旧が比較的早い

大地震などの災害時には電気だけでなく、ガスも水道も止まってしまうことが多いです。これらのライフラインの中で最も早く復旧する確率が高いのが電気です。

③火災やガス漏れによる事故のリスクが少ない

オール電化住宅では室内で火を使わないので火災のリスクが格段に低下します。小さなお子様や高齢者がいる家庭でも安心して利用できます。また、ガス漏れによる事故が起きる心配もありません。

他にも次のようなメリットがあります。

・ガスを使わないためガス料金がなくなる。光熱費を電力に一元化できます。
・太陽光発電機などで自家発電した電力を効率的に消費することができます。

オール電化のメリットは一元管理と安全性の高さにあります。光熱費を引き落としにしている人はそれほど大きなメリットには感じないかもしれませんが、一元化すると使いすぎがひと目でわかりますので、節約しやすい環境になります。また、火を使わないので火災のリスクが大幅に減ります。

3.オール電化のデメリット

一方、デメリットはどんなことがあるのかみてみましょう。代表的なデメリットは次の三つです。

①設備の設置にコストがかかる

IHクッキングヒーターやエコキュートなどはいずれもガスコンロやガス給湯器と比べて高価なものです。

②停電時の影響が大きい

電気が使えなくなると、電化製品は一切使えなくなるため、停電している間はほとんどの住宅設備が使用できない状態となります。ただし、太陽光発電システムを導入していれば防ぐことができます。太陽光パネルが発電している間は電力の供給を受けられ、蓄電池システムも併用していれば発電した電気を貯めておいて使用することができるため夜間も安心です。

③タンクのお湯を使い切るとお湯を使えなくなる

貯水タンクのお湯を使い切るとシャワーを浴びることもできません。また、貯水タンクのお湯は引用に適していません。これは貯水タンク内の衛生状態が管理されていないのと、いつ供給された水なのか分からないためです。

他にも次のようなデメリットがあります。

・一度オール電化住宅を建ててしまうとガスへの再乗り換えが難しい場合がある。
・200V電力配線などの工事が必要になる場合がある。
・エコキュートは配置スペースが必要。
・料理時に火を見て調理できない。

料理好きの人は、火が見えないことに不安を感じることが多く、人によっては「IHクッキングヒーターでは、美味しく作れない」という意見もあります。これに関しては個人の感覚の違いなどもありますので、デメリットというほどではないかもしれません。ただし、IHクッキングヒーターにすることでこれまで使い慣れた調理器具が使えなくなることもありますので気をつけましょう。

4.ガスのメリット

次にガスのメリットは何があるのかみてみましょう。代表的なメリットは次の三つです。

①対応エリアが広く、どこでも使える。

プロパンガスは、ガスボンベを運ぶことができる場所であれば、基本的にはどこでも使用することができます。

②導入に初期費用がかからない。

プロパンガスを導入するための工事は、多くの場合月々のガス代に上乗せして10年ほどかけて払っていくことになります。

③料理する上で利点が大きい。

プロパンガスはガスコンロの火を直接使って料理するため、どの調理器具でも料理をすることができます。また熱量が高いため、短時間での調理が可能です。

5.ガスのデメリット

一方、デメリットはどんなことがあるのかみてみましょう。代表的なデメリットは次の二つです。

①プロパンガスだと高額料金を支払う場合がある。

プロパンガスは自由料金なので、価格設定はもちろん値上げや値下げもガス会社が自由に行うことができます。

しっかりとお住まいの地域の適正価格を把握しておかないと、高すぎるガス料金を払い続けて損をしてしまうリスクがあります。

②火災や事故のリスクがある

ガスコンロから直接火を使用するので、お年寄りやお子様などによる事故を起こす可能性があります。またガス漏れにも注意をする必要があります。

6.電気代はいくらかかるの?

一人暮らしの場合、電気代の平均が4,000~5000円ほど、ガスの平均が2,000円~3,500円ほどと言われています。そのため、一人暮らしの場合はオール電化の方が光熱費が高くなる場合があるので注意が必要です。

一方で4人家族の電気代の平均はおおよそ12,000円、ガスは約5,000円と言われています。つまり、合計で月の光熱費の平均は17,000円となり、オール電化よりも2000円も高いという結果になります。

言い換えれば、4人家族の場合には、月に2,000円も光熱費を浮かせることができる可能性があるということ。上記の計算の場合、年間だと24,000円も節約できることになるため、オール電化に乗り換えることで大幅に光熱費を節約することが可能になります。

7.オール電化とガス併用は結局どちらがいいの?

オール電化とガスそれぞれの特徴やメリット、デメリットをみてきましたが、結局どちらがいいのか、はっきりとした答えは出ませんでした。そうなるとやっぱり悩んでしまいます。ここからは、オール電化とガス併用それぞれどのようなタイプの家庭がどちらに向いているのかをご紹介していきます。

7-1.オール電化が向いている家庭

・ガスの選択肢が適正価格よりも高いプロパンガスしかない
・太陽光発電システムを導入する
・高齢者や小さなお子様がいて火を使いたくない

オール電化が光熱費の面で有利になるのは、高額な料金設定のプロパンガスしか選択肢にない場合のみです。オール電化は光熱費が安くなるというイメージを持つ方が多くいますが、きちんとしたシミュレーションをしないと判断できません。ただし、太陽光発電システムを導入するのであればオール電化にするのがおすすめです。


また、高齢者や小さなお子様が家にいて、ガスコンロが危険だと感じるのであれば、IHクッキングヒーターを利用できるオール電化が良いでしょう。ガス漏れの危険性もありませんし、空気が汚れないというメリットもあります。

7-2.ガス併用が向いている家庭

・料理をするのが好き
・泊り客が多い

料理をするとき、熱量が高いのはガスです。直接火を使い料理ができるので短時間で調理でき、尚且つ料理の幅が広がる場合もあります。

また家族の他に泊まり客が多い場合も、必要なときに必要なだけお湯を沸かせるガス併用がおすすめです。お客さんがシャワーを使っているときに、お湯切れになったら大変です。

まとめ

オール電化にもメリットとデメリットがあります。生活スタイルによっては予想していたよりも電気代が高くなってしまい、かえって負担が重くなる可能性があります。

オール電化が優れていると思いがちですが、電気を使用する時間や、電気消費量の多い機器の使用頻度によってどのように利用するのが一番優れているのかが変わります。場合によっては、ガスとの併用がお得になることもあるので、実際にオール電化を検討する際には家族の生活スタイルがどちらに合っているかをしっかりと考え、お得になる方法を選びましょう。

セイカホームでは、オール電化が標準となるプランをご用意しています。ガスがいいのか、オール電化にしたほうがいいのかというご相談も受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。

株式会社セイカホームは熊本・福岡のハウスメーカーです。超ローコスト888万円注文住宅「ハピネス」を始めとする各種の新築注文住宅を取り扱っています。ローコスト平屋「ハピネスエイチ」、人気の「スマイル」、使いやすい間取りが嬉しい「ままはぴ」、平屋の注文住宅「縁-EN-」なども好評です。セイカホームは人々が日々を暮らす「家」を通じて、熊本と福岡の皆様の普段の生活をもっと豊かする地域の工務店でありたいと考えています。

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